ソースから継承図を作成する
無料という事で doxygen と Graphviz を使用します。
れしぴ
doxygen でHTMLドキュメントと dot ファイルを生成します。
生成した dot ファイルを Graphviz の dot を使用して図に変換し、HTMLに表示させる、という感じです。
doxygen の設定さえしてしまえば、上記は doxygen が黙々とやってくれます。
Graphviz のインストール
wget http://www.graphviz.org/pub/graphviz/stable/SOURCES/graphviz-2.22.2.tar.gz tar zxvf graphviz-2.22.2.tar.gz cd graphviz-2.22.2/ ./configure make make install
doxygen のインストール
wget ftp://ftp.stack.nl/pub/users/dimitri/doxygen-1.5.8.src.tar.gz tar zxvf doxygen-1.5.8.src.tar.gz cd doxygen-1.5.8/ ./configure make make install
doxygen 設定ファイルの生成
doxygen -g Doxyfile.conf
doxygen 設定ファイルの修正
必須部分だけ記載します
# 生成したhtmlファイルなどの出力先 OUTPUT_DIRECTORY # 解析するソースが配置されているディレクトリパスを指定 INPUT # 解析するソースの拡張子を指定 FILE_PATTERNS # LATEX は必要ない GENERATE_LATEX # dot を使う HAVE_DOT # dot が画像を生成する際に使用するフォントパスを指定 # デフォルトでは FreeSans になっているので、システムにインストール # されていない場合はここでパスを指定する DOT_FONTPATH # 生成する画像形式。png だとエラーが出てうまくいかなかった。 DOT_IMAGE_FORMAT # dot がインストールされたパスを指定 # Graphviz をソースから入れたので今回は /usr/local/bin/ DOT_PATH
どうして画像が出ないんだろう?
と思っていたら画像形式(png でエラー)とフォントがないせいでした。
フォントはダウンロードしたソースに入っているので、そのパスを指定してあげればデフォルトのフォントのまま使えます。